もうノートは必要ありません、牛治朗(ギュージロウ)は大切な肉牛を動産ととらえ、導入から出荷まで一括して資産を管理します。
畜産業は出荷額は高額になりますが、飼料など経費も多くかかり大変リスクの大きいビジネスといえます。また、近年一戸当たりの飼育頭数が増加する傾向があり、ノートに書き込んでの管理では正確な資産管理は不可能です。そこで開発したのが、肥育牛資産管理システム『牛治朗』です。肉牛を動産と考え、導入から出荷までの一連の流れで資産を管理します。また、蓄積したデータを元に分析ができ、精度の高い仕入れが可能となります。以上の結果、効率化と収益向上を実現できます。
導入のメリット
- 飼育している肉牛がどれくらいの動産価値があるか簡単に解ります。
- 肉牛一頭当たりの利益が解ります。
- 今までの仕入れの成績(格付、利益)が解ります。結果、次回の仕入れに役立ちます。
- 出荷のタイミングを判断するのに役立ちます。
機能1.肉牛の個体管理が簡単正確にできます。
- 個体情報(血統、導入時日齢、導入時体重等)
- 導入時情報(導入日、導入先、仕入れ価格等)
- 肥育時経費(科目を利用した詳細な入力から一日当たり何円という簡易入力まで、実情に合わせた入力が可能)
- 出荷時情報(出荷日、出荷先、販売価格等)
- 格付等成績(A-5~C-1までの格付けはもちろん、より詳細な評価が入力可)
※A-5に関しては、さらに5段階に分けて評価を入力出来ます。
※父方の血統は事前に3世代分データ入力しておく事で、自動表示が可能です。
※Excelに出力可能です。
機能2.肥育状況を一覧で表示確認できます。
- 登録された肉牛を条件によって検索、結果を表示できます。
- 個体ごとの導入費、経費、販売価格、利益の確認が可能です。
- 格付け(A-5~C-1)ごとの出荷頭数、出荷割合が表示されます。
- この画面からのデータ入力も可能です。
機能3.飼養経費の管理ができます。
- 科目による経費入力から、日当たり何円という簡易的な経費入力まで対応。
経費の入力方法は3つのパターンから選択可能です。
【パターン1】経費科目を設定して入力。
【パターン2】肥育牛の日齢によって、一日当たりの経費を設定し、自動で経費を計算。
【パターン3】肥育牛の月齢によって、一日当たりの経費を設定し、自動で経費を計算。 - 入力した飼養経費を個体ごとに振り分けることにより、一頭当たりの経費と利益が確認できます。
- 経費入力をしないという選択も可能です。
機能4.出荷結果をもとに成績を分析できます。
- 導入価格帯毎の利益率・・・購入金額を価格帯別に分類して利益率を計算
- 導入時の体重範囲別の利益率・・・導入時の体重帯別に分類して利益率を計算
- 性別毎の利益率
- 産回数毎の利益率
- 生産者別の利益率
- 出生県別の利益率・・・購入した仔牛の出生県別に利益率を計算
機能5.販売予測ができます。
直近の出荷情報を元に、六か月間の売上予測が確認できます。
種別、性別、出荷希望日数、構成比を自由に設定することにより、販売予想金額をシュミレートすることが可能です。
機能6.ご要望に合わせて改造可能です。
当社で独自に開発しています、お客様のニーズに併せてカストマイズ可能です。
オプション
- データエントリ代行
システムを導入しただけでは何にもなりません。
過去のデータ(子牛登記、購入伝票、販売伝票、格付資料)をお客様に変わってデータ入力いたします。
動作環境
オペレーティングシステム:Windows 7、Windows 8.X、Windows10
ハードウェア:上記OSが快適に動作するハードウェアであること
HDD容量:データ登録件数に依存しますが、100GB以上の空きがあること
解像度:1,280×1,024ドット(SXGA)
必須ソフトウェア:マイクロソフトEXCEL2007以上
画面サンプル
種別、性別、導入先、出荷先、繁殖者、親牛(メス)、基本情報、税率、個体抽出情報選択
個体登録
導入時の個体情報や導入費用、出荷時の肉質や販売価格を登録・管理を行います。
肥育管理一覧
飼養期間中または出荷済個体データの検索・確認が行えます。
飼養経費の振り分け、棚卸処理もこの画面から行います。
導入価格帯毎の利益率、導入時の体重範囲別の利益率、性別毎の利益率、産回数毎の利益率、生産者別の利益率、出生県別の利益率
販売見込み推移
直近の出荷情報を元に、六か月間の売上予測が確認できます。
種別、性別、出荷希望日数、構成比を自由に設定することにより、販売予想金額をシュミレートすることが可能です。
出力帳票サンプル
肥育管理リスト
飼養期間中または出荷済の個体データを検索・帳票として出力できます。
CSVファイル
肥育牛個体のデータをCSVファイルとして出力が可能です。他のシステムなどで流用が可能となります。